アトピーとはギリシャ語で変った反応能力という意味で、現在、病気に当てはめると「原因不明、不思議な」という意味になります。アレルギーは一卵生双生児が2人とも発症する率はわずか25%にすぎないのです。ということはアトピー性皮膚炎は体質もあるが後天的な条件も大きく影響すると言えます。アレルギーを起こす原因となる物質をアレルゲン(=抗原)と言います。

■アレルゲンの種類

食物性(食べ物として口から入る) 卵、牛乳、大豆、ブタ肉、
米、小麦、ソバ

吸入性(鼻や口から吸い込む) ハウスダスト、ダニ、カビ、
動物の毛、花粉

薬物性(注射、飲み薬) 解熱剤、抗生物質、
ホルモン剤、鎮静剤

接触性(皮膚に接触) 塗り薬、化粧品、金属、
シャンプー


■アトピー性皮膚炎を治すためには
皮膚の正常なはたらき--消化作用、発汗作用、保湿作用、殺菌作用を助ける。
カユミを掻きこわして症状を悪化させないこと。
極端にアレルギー反応を起こす食べ物やアレルゲンは避けるようにする。
日常、直接肌に触れる洗剤類、化粧品等の選択、使用には気をつけ、常に清潔に保つ。
規則正しい生活を心がけること。
アレルギーの専門医に相談する。

花粉症 胃炎


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