現在、人口の7~10%が
アレルギー性鼻炎と言われています。

生まれつきではなく、10才以下の子供に多く発症し、花粉症では30代がピークとなっています。原因はハウスダスト(室内塵)、花粉、カビ、食品などです。 特に花粉は季節性のもので、主にクシャミ、鼻水、眼のかゆみがあります。特に本州ではスギの花粉症が多く、社会問題化しています。北海道は亜寒帯と温帯に 接しているので種類や分布も本州とは異なり、本州の花粉症の95%がスギによるものであるのに対し北海道の花粉症の原因はイネ科の植物によるものが 70%、ヨモギなど雑草類によるものが25%、残りはハンノキ、シラカバなどの樹木によります。開花する雪解けの頃から、霜が降り、ほとんどの花が無くな る10月頃まで花粉の飛散は続きます。

原因となる主な花粉の開花期は次のとおりです。

スギ
2~4月→本州の花粉症の95%を占めます。

マツ
4~5月

イネ科(カモガヤなど)
6~8月→道内の花粉症で最も多い。

ヨモギ・ブタクサ
8~9月

「北海道薬剤師会発行 花粉症とアレルギー性鼻炎」より

 防御策は?

体内に花粉を吸い込まないことです。
花粉は午前6時頃から8時頃までが良く飛ぶので外出を控え、外出時にはマスク、メガネなどをしましょう。治療薬には内服薬のほか点鼻薬、点眼薬などがあり新しい薬がどんどん開発されています。医師や薬剤師などの専門科の指示に従う事が必要です。





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