風邪の予防 |
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部屋の暖房が効き過ぎて湿度が低すぎると、のどの粘膜のウィルスはどんどん増殖します。温度差が20〜30度もある寒い屋外に急に出ることで、人間の方は逆に抵抗力が弱くなり、風邪をひきやすくなります。 予防としては、部屋を温め過ぎず、ストーブにやかんを掛けたり洗濯物を干すなど、乾燥させない注意が必要です。また、手などを清潔に保ち、ウィルスの感染をあらかじめ防いだり、うがいを繰り返すことが大切です。特にうがいは、緑茶や紅茶で行うと効果的です。これはお茶に含まれるタンニンの成分にウィルスの働きを抑える物質があるからです。また、うがいは、のどの粘膜に付着したウィルスの排除に有効です。
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風邪の治療 |
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治療は、安静・保温・栄養が基本です。
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■風邪をひいてしまったら… 仕事や学校はできるだけ休み、特に熱のある時は睡眠を十分に取って安静にし、そのうえで、抵抗力を付けるのが、回復への道です。
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- 汗をかいたり下痢の時は水分の補給を忘れずに。最近のスポーツドリンクが効果的です。
- ウィルスの発育を抑えるビタミンCを果物などで摂る。
- 禁酒禁煙――たばこはのどの粘膜を刺激し、アルコールは炎症を早めます。
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■治療薬のいろいろ 治療薬には、炎症によって放出されるヒスタミンにより起こる鼻水や鼻づまり、くしゃみなどを抑制する抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤、鎮咳剤、去痰剤などが使われます。 抗生物質を使うこともあります。細菌感染を合併することが少なくないからです。咳がひどくなったり、痰が黄色や緑色になった時は、細菌感染の合併が疑われます。 |