高血圧の症状 |
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初めは自覚症状はなく、進行するにつれて血行障害や肩こり、頭痛、めまいなどが現われます。高血圧を放っておくと、狭心症、心筋梗塞などの心臓病、脳出血、脳硬塞、クモ膜下出血などの脳卒中、腎不全などの重大な病気が発生しやすくなります。
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治療と予防 |
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治療は段階的な治療法がとられています。 最小血圧が95mmHg程度の軽い場合は、食事療法や運動療法を併用した一般療法が行われ、中等以上になると薬物療法が行われます。
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■一般療法には
- 塩分の制限--重症度で異なるが6〜8g/日以下が目安
- 肥満の解消
- 適度の運動--週3回、1日1時間程度の無理のない運動が効果的
- ストレス解消--物理的なストレス(例えば寒さなど)と、精神的なストレスの両方が血圧を上げます
- 禁煙、アルコールを飲み過ぎない
- 塩分の量を防ぐカリウム(野菜に多く含み、特にリンゴに多い)を摂る
- 動物性脂肪を摂り過ぎない
- 規則正しい便通を心がけ、便秘をしないようにする(排便時に力むと、血圧が急に上がることがあります)
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などがあり、また、以上の点に注意することが高血圧の予防にもなります。
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■薬物療法 現在、日本では大きく分けて4種類の降圧剤が使われています。最初、最も合うものを投与し、それで血圧が下がらない時は増量したり、他の薬に変えたり、また、他の薬と併用するという方法をとります。服薬中に血圧が下がったからといって勝手に飲むのをやめると、薬によるコントロールが失われ、急に血圧が上がり、脳卒中や心筋梗塞の発作が起こりやすくなります。服薬中は必ず医師の指示を守り、適正な服用を心がけて下さい。 |