● | カルシウムの多い食事を摂る 現在、1日に600mgのカルシウムを摂ることが勧められていますが、予防のためにも800〜1000mg摂ることが望まれます。また、カルシウムは一度にたくさん摂るよりも、何回かに分けて摂った方が吸収は良くなります。
《カルシウムの多い食品》 ● 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品 ● 小魚 ● ブロッコリー、小松菜などの野菜 ● ごま、豆腐など
※牛乳には200cc中、200mgのカルシウムが含まれ、供給源としては手軽ですが高齢になると、牛乳の多飲は腎臓に負担をかけるので、1日に400cc位にしてあとはその他の食品で補うと良いでしょう。
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● | 日光浴をする 紫外線に当たると、皮下のビタミンDのもとになる物質が、ビタミンDに変わります。 |
● | 適度な運動をする 運動をすると、その刺激が骨に伝わり、骨をつくる細胞が活発になって、カルシウムの吸収や蓄積を促します。 |
● | 良質のたん白質を摂る たん白質は、骨の重要な成分です。また、カルシウムの吸収を助けます。しかし、摂り過ぎると逆にカルシウムの排泄を促してしまいます。牛乳は、カルシウムと共にたん白質も多く含んでいますので、多飲には注意が必要です。
《たん白質の多い食品》 ● 牛乳やチーズなどの乳製品 ● 納豆や豆腐などの豆製品 ● 卵など |
● | インスタント食品などの加工食品を摂り過ぎないようにする 加工食品などには、リン酸が添加されています。リン酸には、骨からカルシウムを取り出すように命令するホルモンの分泌を促す作用があります。 |
● | 無理なダイエットはしない 成長期、特に思春期は(女性は特に初潮後2年間)骨がどんどん形成され、カルシウムは20〜30才代に一番骨に蓄積されます。若い女性は特に、無理なダイエットなどせず、カルシウムをしっかり摂り、骨量を最大に高めておく必要があります。 |