症状 |
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■ | 残尿感
排尿後も尿が残ったような感じ、すっきりしません。膀胱炎になった人が初めに気づく症状です。
| ■ | 頻尿
通常の排尿回数は1日5〜6回ですが、膀胱炎になると、1回の尿量は少なく、残尿感があるため、昼夜を問わず頻繁にトイレに行くようになります。これは、膀胱の粘膜がむくんだり、膀胱の知覚神経が過敏になるためです。
| ■ | 排尿痛・不快感
特に排尿の終了時に強い痛みを感じます。
| ■ | 下腹部の痛みや腰痛
| ■ | 尿意切迫感
膀胱の知覚神経が過敏になると、一度尿意を催すと我慢できなくなります。
| ■ | 混濁尿、血尿
尿中に白血球などが出てくるため、尿が白っぽく濁ります。血尿が出たり、排尿後出血が見られたりします。膀胱炎が軽いうちは尿の濁りも血尿も分からないほどですが、症状が進むと肉眼でも分かるようになります。(肉眼で血尿が分かるのは患者さんの約30%に見られます)
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膀胱炎で熱が出ることはありますが、38℃以上の高熱が出ることはあまりありません。膀胱炎の症状に加えて、高熱が出た時は、腎盂腎炎などの他の病気が疑われます。 |
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検査 |
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検尿で尿中の白血球数を調べたり、尿の培養を行って細菌の種類を調べます。
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治療 |
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抗菌薬(抗生物質)を3〜7日間服用します。膀胱炎は治りやすく、2〜3日の服用で症状は殆ど消えます。しかし、細菌が残っていることが多いので、医師の指示があるまで薬の服用をやめてはいけません。薬を服用しても良くならない時は薬の種類があっていないか、他に尿路の病気がある可能性もありますので医師に相談してください。
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治療中の注意 |
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● | 水分を多くとる
尿量が増え、細菌が洗い流されます。
| ● | コーヒー、紅茶、アルコールなどの刺激の強いものは、尿量を増やさず、排尿回数だけ増やすので控える。
| ● | 下腹部を冷やさない。 |
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予防 |
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■ | 水分を多くとる
| ■ | 排尿を我慢しない
膀胱内に尿が溜まったままだと細菌が繁殖しやすくなり、また、膀胱の血液の流れも悪くなって細菌の感染を防ぐ機能が低下します。
| ■ | 外陰部を清潔に保つ
特に女性は、性交、排便後、月経時などは細菌に感染しやすいと言えます。性交後に排尿する、排便後は前から後ろに拭く、月経中も入浴するなど清潔に保つことが大切です。
| ■ | 体を疲れさせない、特に下半身を冷やさない
疲労したり、冷えで血行が悪くなると、細菌に対する抵抗力が低下します。 |
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